セレック治療の特長

1.最短1日で治療が可能。その日のうちに白い歯が入る!

セレックの大きな特長として、製作期間が短い点が挙げられます。従来の治療法では、根管治療後、2~3回ほど通院して、詰め物や被せ物(補綴物)を作っていました。しかも、詰め物や被せ物(補綴物)の作製は外部の技工所に委託するため、歯の型取り(印象採得)によって歯型をとってから作製に要する期間が必要だったのです。

一方、セレックは最短1日で治療が完了します。セラミックで作製する詰め物や被せ物(補綴物)は、10~20分程度で完成します。そのため、1日の来院で装着することが可能で、治療時間はひとつの歯につき1~1時間半です。

2.再現精度が高く、むし歯の再発を防ぐ!

セラミックと金属製の被せ物を比べると、セラミックは自然の歯に近く、美しく見えること、生存率が高い(予後が良い)上に接着工程の面からもむし歯ができにくい、歯周病予防になると言った利点があります。また、セレックという専用機器で作製し1日で仕上げられるため、通院する時間のご負担を軽減できることもメリットです。
保険診療でできる金属製は経済的には優れていますが、金属アレルギーの方には向かないなどの面もあります。
保険診療では、決まった歯科材料しか使う事ができません。そのため、最新の歯科材料に比べて生体親和性が低く、経年劣化もしやすくなっています。すると、歯と詰め物・被せ物(補綴物)との間に隙間や段差が生じ、歯垢や細菌などが沈着することでむし歯の再発リスクが高まるのです。

例えば、保険診療で入れた銀歯というのは、4~5年持てば良いと言われています。実際、保険の銀歯は、74%の確率でむし歯になるというデータが存在します(※北海道大学・森田教授より)。再治療を繰り返せば、歯質がどんどん失われ、最終的には抜歯となります。
一方、セレックで用いるセラミック材料は、天然の歯に似た性質を持っており、適合性が良く、経年劣化しにくいです。そのため、天然の歯とかみ合う際に、どちらかが極端に摩耗することもありませんし、歯垢や細菌が沈着する隙間なども生じにくく、むし歯の再発リスクを低減できます。

ちなみに、セレックで製作した詰め物・被せ物(補綴物)の適合性が高いのは、コンピュータ制御で精密に歯の形を再現し、特殊な接着方法を行うことで精密な治療が可能となるからです。ただし、このセレックシステムを使いこなすには、設計や装着に関する高度な技術と知識が不可欠です。長年、セレックシステムを活用している当院では、この部分にも自信を持っております。

3.保険の歯より長持ち!外れにくい!

ふとした瞬間に、詰め物や被せ物(補綴物)が外れるという経験を多くの方がされているかと思います。特に、ネバネバとした粘着性の高い食品を噛んだ際には、詰め物や被せ物(補綴物)の脱落がよく起こります。

けれども、セレックであればそう簡単に外れることはございません。なぜなら、セレックでは特殊な接着方法を採用しているからです。従来の保険の銀歯と比べると、接着力はおおよそ「8倍」となっております。さらに、材質が天然の歯に近く、適合性も高いため、非常に長持ちする補綴装置を作り上げることが可能です。

ちなみに、歯科医療先進国でスイスの実験データによると、セレックで詰め物や被せ物といった補綴物を作製すると、15年後の生存率が94%、20年後は90%という非常に高い数値が報告されています。日本の保険診療における銀歯が4~5年で再治療となることを考えると、セレックの方が約4倍長持ちすることがわかります。

4.天然の歯に非常に近い、自然な色合い

セレックでは、実に多様な色のセラミックブロックが用意されておりますので、患者さまご自身の歯に最も近い色を選択することが可能です。歯列の中に組み込まれても違和感の少ない、自然な色合いを再現します。
※ただし、技工士による手作業のセラミック治療と比べると、仕上がりの色合いはやや劣ります。けれども、保険診療の歯と比べた場合は、セレックの方が圧倒的に自然な色合いとなります。

5.長い年月が経っても変色しにくい!

保険診療では、歯に近い色で治す場合は主にプラスチックである「レジン」を使いますので、摩耗しやすく、着色なども起こりやすいです。
一方、セラミックは非常に優れた材料で、摩耗や変色が起こりにくいです。数年から数十年使っても、天然の歯と見分けがつかないほど、自然な状態を保つことができます。こうした審美性の高さも、セレック治療の大きな特長です。

6.型取りが必要ありません!

セレック治療では、3D光学カメラを使って直接、患者さまのお口の中を撮影(スキャン)させて頂くため、型取りを行う必要がありません。歯や歯列の形態は、データとして記録されます。ですから、従来の印象材などを用いた不快な歯の型取り(印象採得)という工程を省くことができるのです。その結果、患者さまの負担も軽減します。
セレックシステムを導入することで、従来のセラミック治療よりも、費用を大幅に下げることができます。なぜなら、セレックで詰め物・被せ物(補綴物)を作る場合、ほぼすべての工程を歯科医院内で完結させることが可能だからです。

7.従来のセラミックに比べて経済的

従来の方法だと、詰め物や被せ物(補綴物)の作製を歯科技工所に外注しなければならないため、それに応じた費用が加算されていました。また、実際に手を動かして詰め物・被せ物(補綴物)を作るのは技工士さんですので、当然、人件費も加わります。
その結果、患者さまのご負担も大きくなってしまいます。ですから、同じセラミック治療でもセレックはコストを削減することができる良いシステムで、治療費を抑えることができ、患者さまにとっても非常に経済的であるといえます。

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